介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語本無料ダウンロード
介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語
によって 六車 由実
3.6 5つ星のうち(7人の読者)
介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語本無料ダウンロード - 内容紹介「聞き書き」の方法が 介護の世界を劇的に変えた! 高齢者と向き合い、≪人生の先輩≫として話を聞く。 語られる物語の豊かさ、もたらされる発見と感動。 「幸せな対話」がここにある――。 ここは、静岡県沼津市のデイサービス施設「すまいるほーむ」。デイルームや入浴介助の場で、ふと語り出される鮮やかな記憶の数々。忘れえぬ思い出の味、意外な戦争体験、昭和の暮らし、切ない恋バナ。多彩な物語が笑いと涙を呼び、認知症の人もスタッフも生き生きとした感情を取り戻していく。豊饒な物語が問いかける「老いることの価値」とは。人が人として尊重される介護のありかたを切り拓く一冊。 第一章 聞き書きの沃野へ――すまいるほーむの風景 一 清子さんのいなり寿司 二 彼女たちの挺身隊 三 ゑみ子さんの恋バナ 四 貞さんから受け継いだもの 第二章 死を想う 一 灯籠流しがつなぐもの 二 哀しみを共にしたい 第三章 すまいるほーむができるまで――村松社長への聞き書き 一 老人病院の「罪悪感」から始まった 二 自分も行きたいと思える場所をめざして 第四章 認知症の人と共に 一 聞き書きクライシス 二 共に食べる――食事介助の奥深さ 三 「当事者の声」と向き合う 四 認知症の人の「物語」を「遊ぶ」 終章 聞き書きで介護の世界が変わっていく 一 みんなで座談会 二 表現としての聞き書き内容(「BOOK」データベースより)ここは、静岡県沼津市のデイサービス施設「すまいるほーむ」。デイルームや入浴介助の場で、ふと語り出される鮮やかな記憶の数々。忘れえぬ思い出の味、意外な戦争体験、昭和の暮らし、切ない恋バナ。多彩な物語が笑いと涙を呼び、認知症の人もスタッフも生き生きとした感情を取り戻していく。豊饒な物語が問いかける「老いることの価値」とは。人が人として尊重される介護のありかたを切り拓く一冊。商品の説明をすべて表示する
介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語の詳細
本のタイトル : 介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語
作者 : 六車 由実
ISBN-10 : 4103395117
発売日 : 2015/8/27
カテゴリ : 本
ファイル名 : 介護民俗学へようこそ-すまいるほーむ-の物語.pdf
ファイルサイズ : 29.67 (現在のサーバー速度は26.08 Mbpsです
以下は 介護民俗学へようこそ 「すまいるほーむ」の物語 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
介護の現場ではよく「ケアする側とされる側のの関係に固着してはならない」と言われる。その理由はよくわかるが、現在の福祉制度や社会状況では、それを根本から解決することができない。そんななか、民俗学者の著者が実践してきた「聞き書き」という手法を中心に本書は描かれる。これは対処療法みたいなものかもしれないが、こんな手法が存在することを私は知らなかった。まだまだ、日本の介護現場でもがくことができるのだろうし、そういう意味で励まされました。著者自身の自分語りも少しあり、それがとても良かった。なぜならその自分語りがなければこの本は書く側と書かれる側に固着したものになっていたからで、この辺りに最大のヒントというか、読む者への刺激があるのだとおもう。
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