出版と政治の戦後史 アンドレ・シフリン自伝 pdfダウンロード

出版と政治の戦後史 アンドレ・シフリン自伝

によって アンドレ・シフリン


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出版と政治の戦後史 アンドレ・シフリン自伝 pdfダウンロード - 内容紹介 ナチの迫害、アメリカへの亡命、貧困、赤狩り、戦争、さらには自ら選んだ出版界の絶望的な変質 ――幾多の試練を乗り越え、米国とヨーロッパの知的世界を結び、人間精神の輝きを数多の書物に結晶させた、稀有の出版人の自伝。 内容(「BOOK」データベースより) ナチの迫害、アメリカへの亡命、貧困、赤狩り、戦争、さらには自ら選んだ出版界の絶望的な変質―幾多の試練を乗り越え、米国とヨーロッパの知的世界を結び、人間精神の輝きを数多の書物に結晶させた、稀有の出版人の自伝。 著者について [著者]アンドレ・シフリン(Andre Schiffrin) 1935年、パリ生まれ。41年、ナチの迫害を逃れて一家でアメリカに亡命。イェール大学卒業後、英国ケンブリッジ大学でMAを取得。コロンビア大学大学院を経て、62年、パンセオンに入社、数々の名著を編集し、またヨーロッパとアメリカの出版界の交流を促進。92年、ニュープレスを興し、良質の図書出版を続け、今日に至る。他の著作に、The Business of Books: How the International Conglomerates Took Over Publishing and Changed the Way We Read (Verso, 2000.『理想なき出版』柏書房)、Words and Money(Verso, 2010) などがある。 [訳者]高村 幸治 (たかむら こうじ) 1947年生まれ。国際基督教大学卒業。72年、岩波書店入社。編集者として著作集「大塚久雄著作集(増補版)」「土居健郎選集」「内橋克人 同時代への発言」や講座「精神の科学」「文学」などを手がけ、また鶴見俊輔、河合隼雄、上野千鶴子、日野原重明、ウンベルト・エーコ、ミヒャエル・エンデなどの書籍を世に送る。編集部長、編集委員を経て、2011年、退社。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) シフリン,アンドレ 1935年、パリ生まれ。41年、ナチの迫害を逃れて一家でアメリカに亡命。イェール大学卒業後、英国ケンブリッジ大学でMAを取得。コロンビア大学大学院を経て、62年、パンセオンに入社、数々の名著を編集し、またヨーロッパとアメリカの出版界の交流を促進。92年、ニュープレスを興し、良質の図書出版を続け、今日に至る 高村/幸治 1947年生まれ。国際基督教大学卒業。72年、岩波書店入社。編集者として著作集「大塚久雄著作集(増補版)」「土居健郎選集」「内橋克人 同時代への発言」や講座「精神の科学」「文学」などを手がけ、また鶴見俊輔、河合隼雄、上野千鶴子、日野原重明、ウンベルト・エーコ、ミヒャエル・エンデなどの書籍を世に送る。編集部長、編集委員を経て、2011年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

出版と政治の戦後史 アンドレ・シフリン自伝の詳細

本のタイトル : 出版と政治の戦後史 アンドレ・シフリン自伝
作者 : アンドレ・シフリン
ISBN-10 : 4798701297
発売日 : 2012/9/5
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 25.7 (現在のサーバー速度は24.1 Mbpsです
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今日の日本の出版界は危機である。書店は毎年減少し全国自治体の17%の317の市町村では書店ゼロになり“本の砂漠”が出現している。他方、大資本を背景としブランドも立地条件も万全でかつ採算を度外視した立派な棚と在庫を揃え鳴り物入りで登場したにもかかわらず、わずか3年で閉鎖された“書店”もあった。危機は電子書籍の台頭も一因だろうが、奥深く出版という営為の根幹にかかわる理想喪失が見えているようだ。評者は以前イタリアの革命的出版者・社である『フェルトリネッリ』のレビューを書いたが、本書はある意味同じように時代を駆け抜ける編集者・出版者の極めて上質の半生記である。父親はロシアのバクーで裕福な石油化学会社の家に生まれロシア革命に遭ってパリに移り、小説家アンドレ・ジッドの作品をパリで出版していたが、ユダヤであったゆえにナチに追われアメリカに亡命。息子たるアンドレは知的な父と美しい母に育まれて少年時代をすごし早熟な“政治好き”になる。有能な編集者であった父のまわりにはジッドばかりかロジェ・マルタン・デュガール、ハンナ・アーレント、サルトルさえもいた。イェール大学で学び研鑽を積みつつ学生運動SDSのリーダーにもなる。東西冷戦のさなかCIAの罠にはまりそうになったりした。留学したケンブリッジ大学でホブズボーム、アマティア・センと知り合うとは何たる幸運、そのうえ夫人との出会い。アメリカに帰国して出版界に就職。偶然も重なり父親が働いていたパンセオン社に誘われ飛躍の時を迎える。チョムスキー、ミュルダール、フーコーなどなど。しかし70年代に入って英米の出版界は大変貌していく。レーガノミックスの世界、ルパート・マードックのマスコミ支配、利潤第一主義の暴走が始まるのだ。有志と計らって創業したのがニュープレス(正しくはThe New Press)となる。個人的な回想になるが1993年(94年?)秋のフランクフルト・ブックフェアでシフリン氏の講演を聞く機会を得、帰国後直ちに勤めていた書店でその出版物の紹介・輸入・販売を始めた。その当時のよく売れたのはKolko, G., Century of War. 1994Thompson, E.P., Making History. 1994Wallerstein, I., After Liberalism. 1995の3点だったと記憶している。一点訳語について。P208『新左翼評論』は誤りではないが原語そのままの『ニュー・レフト・レビュー』の方が通じやすい。もうひとつ、題名の『出版と政治の戦後史』も生硬すぎないか?もうひとひねりエスプリを効かせたものがよかったのでは?著者はなにしろフランス人なのだから(かつてフランス人であった以上、変わらずフランス人というすばらしい政策を維持しているフランス万歳!)。

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